ササミさん。の勉強会

投資や園芸を中心に興味のあることへ挑戦し、感じたことを発信している雑記ブログです

いちじくの栽培方法

こんにちは。

 

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 

寒の戻りはありますが、陽が沈む時間が少しずつ長くなってきて日中暖かい日も増えてきましたね。

風が強い日も時々あり、これは春一番なのか・・・?と思うこともあったんですが、それはまだなんでしょうかね?

 

今回は今から活動を始める「いちじくの栽培方法」と「先日ブログに載せた米ぬか液肥の今の状況」をお伝えします。

 

 

果樹たちが活動開始!

先週から「さくらんぼ」「洋ナシ」の2種類の芽が動き始めました!そして「伊予柑」も葉を増やそうと小さい葉を伸ばし始めました~。

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さくらん

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洋ナシ(ラ・フランス

「いちじく」はまだ活動していないように見えますが、きっと根は動き始めていると思います。

そこで今から始めれば、芽吹きから収穫まで全て楽しめる「いちじく」の栽培方法をお伝えしようと思います。

 

いちじくの育て方

<苗選び>

いちじくは1本で実をつけることができます。暖地向きの果樹が多いですが、耐寒性の強い品種も出てきているので日本全国で栽培が可能だと思います。
育てたい品種を見つけた場合には、その品種が自分の住む土地の環境に適しているか確認することが失敗しない最初のポイントです。

 

<植えつけ>

植えつけ、植え替えは12月から3月が適しています。理由としては、成長が止まる休眠期に入っているので根を痛めにくいです。
ですが、成長している時期に苗を購入する方もいると思いますし、鉢栽培をして植え替えを考えている方もいると思います。その場合は根をできるだけ痛めないように、根の周りの土を落とすことなく優しく鉢に植え替えれば問題ありません。

 

<土選び>

野菜や花の培養土だけで育てられます
いちじくは乾燥気味の土を好むので、いちじくのためにもっと頑張りたいという方は培養土の他に水はけのよい赤玉土鹿沼土を混ぜて栽培することをオススメします。
培養土と赤玉土で栽培する場合は培養土:赤玉土くらいでよいと思います。

 

<水やり>

いちじくは乾燥気味の土を好みますが、葉っぱが大きいので水が大好きです。なので、土の表面が乾いたら水をたっぷりあげてください。夏場は1日2回、水やりが必要になります。水やり毎日大変!と思う方は、真夏は藁やマルチを使って土の乾燥を防ぐのがよいと思います。
鉢栽培は水切れしやすいので、水切れに注意してください。

 

<肥料>

休眠期の時期には、有機質な油かすや元肥をあげます。私は花や野菜に使用する化学肥料で済ませてしまってますが、それでも育ってくれているので、それでも成長はしてくれると思います。

今回、野菜や花の培養土を使用して新しく植えつけた方は、肥料分がもう培養土に含まれていますので肥料をあげる必要はありません。
6月~9月の生長期にも肥料が必要です。肥料をあげる時には、苗の根元ではなく鉢の周りにあげるようにしましょう。根っこは樹の根元にはなく枝葉が伸びてるあたりに伸びているからです。

 

<日常の管理>

ある程度の環境には適応してくれる果樹だと思いますが…
日当たりが良く、風当たりが少ない場所が良いと思います。風当たりが少ない場所にする理由としては、いちじくの葉が大きいことがあげられます。いちじくの葉は大きいので風が強すぎると葉が破れたり枝が折れたりしてしまいます。私の2年目いちじくは昨年、台風の強い風に耐えられず根元から折れてしまい、根が半分切れてしまいました。
いちじくの実は雨に濡れると実が破裂してしまうため、熟れ始めたら雨をよける工夫をした方が良いと思いますが、裂けても食べる!大丈夫!・手間かけず自然に実ったものを食べたい!という方は特に気にしなくて大丈夫だと思います。見た目や収穫量を気にする方は、雨よけの工夫をしてください。鉢栽培は移動できるのがメリットなので、屋根の下に移動させるだけで解決できると思います。

 

<いちじくの病害虫>

いちじくは果樹の中で比較的病害虫に強いです。
ですが、カミキリムシに注意が必要です。
カミキリムシの幼虫は幹の根元付近に入って、果樹の中をどんどん浸食して枯らしてしまいます。
幼虫が入っていると木くずが穴の開いた場所付近に散乱しているので、木くずを発見した時には殺虫剤を穴に散布し対処してください。

熟れたいちじくは、カナブンや蟻、鳥類が食べにくることがあります。どこから嗅ぎつけた!?と驚くこともあるかもしれません。昆虫や鳥類に対しての対策も気になる方いればお伝えしようと思うので、コメントで教えてください。

おすすめの殺虫剤を紹介します。

 

おわりに

いちじくって生命力が高くて日本の環境に適応してくれる品種が多いので、本当に育てやすいです。
地植えだと大きく成長して、剪定など管理も大変ですが鉢栽培はデメリットもありますが、色んな場所で栽培できるなどのメリットもたくさんあります。

今回いちじくの品種について紹介しませんでしたので、どんな品種があるんだろう・・・と気になった方もいるのではないかと思います。そのあたりについては、また次回お伝えしようと思います。


ぜひ一緒にいちじくを鉢で栽培しましょう!

 

おまけ

米ぬか液肥は今、こんな感じです。

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米ぬか液肥 発酵中

見た目は前回のとほぼ変わってないように思います・・・。

活発にボコボコとは発酵していませんが、キャップを閉めておくと次の日には、ボトル内の圧が高まりパンパンになってます。
発酵が落ち着くのが楽しみです。

 

 

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。