米ぬか液肥の作り方
こんにちは。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
日中は暖かい時間が長くなってきて、春が近づいてきましたね。
じゃがいもなど、もう植え始めている方も多いのではないでしょうか。
今回は化学肥料は使いたくない人、必見!
米ぬかを使って、めちゃくちゃ簡単にできる液肥の作り方を紹介します。
〇米ぬか液肥の作り方〇
<材料>
・米ぬか
・水(米ぬかの量に対して4~5倍)
以上です!
材料の比率は目分量でも何となくできますので、細かすぎなくても大丈夫ですよ。
準備するものが少ないって気楽にできるので良いですよね~。
<作り方>
- ペットボトルなどの容器に米ぬかを入れます。
- 米ぬかの入った容器に水を入れます。
- 混ざったかな?と思えるくらいで適当に振ります。
- 軒下などに置いて放っておきます。
以上です!
お子さんやお孫さんと一緒にできる簡単作業ですよね。
〇米ぬか液肥ができるまでの注意点〇
<注意点1>
放っておくと発酵が始まります。
下に沈んでいたぬかがボコボコボコと少しずつ水の上に上がってきます。
なので、容器ギリギリまで水を入れないようにしてください。
少し余裕があるくらいがちょうど良いと思います。
<注意点2>
ペットボトルを使用して液肥を作る人はキャップを閉めないようにしてください。
発酵してくるのでペットボトルが破裂する恐れがあります。
私自身、破裂はさせたことはありませんが、炭酸飲料を振った後のようにペットボトルをパンパンに膨らませてしまった経験があります。
<注意点3>
発酵が進んでくると、においが出ます!
それが良い匂いなら良いのですが、なかなかに臭いにおいが出ます。
なので、室内での液肥づくりは避けてください。
秋冬の時期は虫も少ないので大丈夫なのですが、春夏は虫も活動を始めるので、臭いにおいに虫が寄ってくる場合があります。
ペットボトルで液肥づくりをしている人は、カーゼなどを使用して口を塞いでおくと虫の侵入防止と通気性の確保をすることができます。
〇完成の目安〇
発酵が落ち着いてくると、ぬかが沈みます。そして上に透明な液体ができます。
そうなったら完成です!
液肥をつくる時期や材料の比率などによって完成までの時間は変わってきますが、長くても1ヵ月までには完成します。
参考までに・・・
作って5日経った状態です。
気温が低い日から作り始めたこともあり、めちゃくちゃ冷たい水を投入。
天気も曇りが続いていた影響もあってか発酵は少なめでした。
今回は、このまま状態を見ていきます。
〇液肥の使い方〇
透明な液体を10倍程度に薄めて使用してください。
液肥には植物の成長に必要な「窒素」「リン酸」「カリ」が含まれています。
全てが含まれてるっていうのが、これまた楽で良いですよね~。
〇おわりに〇
今回は米ぬか液肥の作り方を紹介しました。
米ぬかは精米所に行けば、無料でもらえることが多いので材料費もかからず肥料づくりができます!
米ぬかの使い方と言えば、ぬか床づくりのために使ったり、雑草や落ち葉などに混ぜて腐葉土を作ったりという方法があると思いますが、土地がなくても楽ちん肥料づくりの1つとして、ぜひお試しください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。